title: シャワーの使い方を変えるだけでガス代が安くなる!7つの節約術と月々の効果を試算 description: シャワーの使い方を工夫するだけでガス代を安くできる具体的な方法を、節約額の試算付きで解説。出しっぱなしの停止、温度設定、時間短縮など7つの手法と、世帯人数別のシャワーvsお風呂比較も紹介します。


シャワーの使い方を変えるだけでガス代が安くなる!7つの節約術と月々の効果を試算

毎月のガス代が高いと感じているなら、シャワーの使い方を見直すだけで数千円単位で安くできる可能性があります。

プロパンガス(LPガス)の家庭では、ガス代の約70%が給湯にかかっていると言われています。つまり、シャワーの使い方を少し工夫するだけで、ガス代に大きな変化が出るということです。

この記事では、以下の内容を具体的な金額とともに解説します。

  • シャワー10分あたりのガス代の計算
  • すぐに実践できる7つの節約方法と効果額
  • 世帯人数別のシャワーvsお風呂のガス代比較
  • すべて組み合わせた場合の月々の節約効果

シャワーの使い方がガス代に与える影響

シャワー10分あたりのガス代はいくらか

シャワーを使うとき、お湯を沸かすためにガスを消費します。10分間シャワーを出しっぱなしにした場合のガス代は、以下の計算で求められます。

【計算の前提条件】 - シャワーの吐水量:約10リットル/分 - お湯の温度:42℃(水道水温度17℃から25℃上昇) - ガスの熱量:都市ガスは45MJ/m³、プロパンガスは100MJ/m³ - ガス単価:都市ガス約200円/m³、プロパンガス約550円/m³(一般的な目安)

【計算式】

必要な熱量=水量×温度差×比熱 10分×10L/分×25℃×4.186kJ/(kg・℃)=10,465kJ≈10.5MJ

都市ガスの消費量=10.5MJ÷45MJ/m³≈0.23m³ 都市ガス代=0.23m³×200円/m³≈46円(概算約37〜46円)

プロパンガスの消費量=10.5MJ÷100MJ/m³≈0.105m³ プロパンガス代=0.105m³×550円/m³≈58円(概算約58〜63円)

一般的な目安として、シャワー10分あたり都市ガス約37円・プロパンガス約63円がかかります。

1日2回、1回10分シャワーを使う1人暮らしの場合、月間(30日)のシャワー代は以下のようになります。

ガスの種類 1回のガス代 月間(60回分)
都市ガス 約37円 約2,220円
プロパンガス 約63円 約3,780円

プロパンガスの方が都市ガスより約1.7倍のガス代がかかります。4人家族なら月に約15,000円以上がシャワーだけにかかる計算です。

都市ガスとプロパンガスでガス代が違う理由

都市ガスとプロパンガスでガス代に差が生まれる理由は、主に以下の2点です。

①ガスの単価が異なる

プロパンガスは都市ガスと比べて単価が高い傾向にあります。プロパンガスは戸建てやマンションに個別に供給されるため、配送や設備維持のコストが上乗せされるからです。

②料金設定にばらつきがある

都市ガスは公共料金として規制されているのに対し、プロパンガスは自由料金です。そのため、地域や供給業者によって大きく価格が異なり、割高な契約になっているケースも少なくありません。

プロパンガスをご利用でガス代が高いと感じている場合は、まずはシャワーの使い方を工夫しつつ、ガス会社の見直しも検討しましょう。

シャワーの使い方でガス代を安くする7つの方法

①こまめに止めて出しっぱなしを防ぐ|月に最大約1,170円節約

シャワーを出しっぱなしにしていると、使っていない時間もガス代がかかり続けます。体や髪を洗う間はこまめに止めることで、大幅な節約になります。

【出しっぱなし10分 vs こまめに止めて5分の比較(プロパンガス)】

使い方 1回の時間 ガス代/回 月間(60回)
出しっぱなし 10分 約63円 約3,780円
こまめに止める 5分(実出水) 約32円 約1,890円
節約額 約31円 約1,890円

1人あたり月に約1,170円〜1,890円の節約になります。4人家族なら月に約4,680円〜7,560円の差が出ます。

シャワーをこまめに消す効果について詳しくは、「ガス代 安くする こまめ 消す 効果」でも解説しています。

②シャワーの温度を2℃下げる|年間約2,900円節約

シャワーの温度を少し下げるだけで、ガス代に大きな影響を与えます。

東京ガスの調査によると、シャワーの設定温度を2℃下げることで、年間約2,900円のガス代節約が期待できます。

【具体的な実践方法】 - 現在42℃に設定している場合→40℃に下げる - 40℃でも十分温かく感じます(人間の体温が36〜37℃なので) - 季節に応じて38〜40℃程度でも快適に使えます

少しの温度変更でも、1年間で数千円の差になるため、まずは2℃下げてみて体感を確認してみましょう。

③シャワー時間を1分短縮する|年間約2,070円節約

シャワーを使う時間を1分短くするだけでも、年間で見ると大きな節約になります。

中部電力の試算によると、シャワー時間を1日あたり1分短縮するだけで、年間約2,070円の節約になります。

【1分短縮の累積効果】

項目 効果
1日あたりの節約 約5.7円
月間(30日) 約170円
年間 約2,070円

1人暮らしでも年間2,070円、4人家族なら年間約8,280円の節約です。体を洗う手順を少し効率化するだけで達成できるので、ぜひ試してみてください。

④節水シャワーヘッドに交換する

節水シャワーヘッドに交換すると、水量を減らしながらも水圧を保つことができます。

【節水シャワーヘッドの効果】 - 一般的な節水シャワーヘッドは、水量を30〜50%削減 - 水量が減ることで、お湯を沸かすガスの消費量も同時に減少 - 水道代とガス代の両方を節約できる

【節約額の目安】

1回のシャワーで約3〜5円のガス代削減になると仮定すると、月間(60回)で約180〜300円、年間で約2,160〜3,600円のガス代節約です。水道代の節約も加わるため、実質的な効果は更大きくなります。

節水シャワーヘッドは1,000〜3,000円程度で購入でき、数か月で元が取れるコストパフォーマンスの高い節約方法です。

⑤シャワーの水量を弱めに設定する

節水シャワーヘッドを買い替えなくても、今のシャワーの水量設定を弱めるだけで節約になります。

【具体的な方法】 - シャワーヘッドのダイヤルを「弱」や「Soft」に変更 - 洗面所の止水栓を少し絞る - シャワーホースの付け根にある水量調節レバーを絞る

水量を半分に絞れば、ガス代もほぼ半分になります。シャワー10分あたり約63円(プロパンガス)が約32円になり、月に約1,860円の節約です。

ただし、極端に弱くすると洗い残しが出るため、十分な勢いを保ちつつ適度に絞るのがポイントです。

⑥浴槽のお湯を追い焚きして活用する

浴槽にお湯をためている家庭では、残り湯を有効活用することでシャワーのガス代を節約できます。

【追い焚きの活用法】 - 家族で順番に入り、浴槽のお湯を追い焚きで保温 - シャワーで体を洗う前に、浴槽のお湯で予洗い - 浴槽の残り湯を洗濯に活用すれば水道代も節約

【浴槽のフタで年間約2,400円節約】

浴槽にお湯をためたままにする際、フタをしっかり閉めるだけで保温効果が高まります。追い焚きの回数を減らすことができ、年間約2,400円の節約が期待できます。

シャワーとお風呂の使い分けについては、次のセクションで世帯人数別に詳しく解説します。

⑦シャワーとお風呂を使い分ける

シャワーのみで済ませる日と、浴槽にお湯をためる日を上手に使い分けることも節約のコツです。

【使い分けのポイント】 - 夏場はシャワーのみで十分(お湯をためる必要が低い) - 冬場は浴槽にお湯をためて家族で共有する方が効率的 - 平日はシャワー、休日はお風呂という使い分けも有効

1人暮らしの場合の詳しい節約ポイントは、「ガス代 安くする 一人暮らし ポイント」も参考にしてください。

世帯人数別|シャワーのみとお風呂どちらがガス代を安くできるか

シャワーだけで済ませる方が安いか、お風呂を沸かした方が安いかは、世帯人数によって変わります。

1人暮らしはシャワーのみの方が安い

1人暮らしの場合は、浴槽にお湯をためるよりシャワーのみで済ませた方がガス代が安くなります。

【理由】 - 浴槽にお湯を200Lためるには大量のガスが必要(約200〜350円) - シャワー10分で約63円(プロパンガス)で十分温まれる - 浴槽の保温や追い焚きのコストが不要

1人暮らしであれば、毎日シャワーのみで年間数千円の節約になります。

2人世帯はほぼ同じ

2人世帯では、シャワーのみの場合と浴槽を沸かす場合でガス代はほぼ同じになります。

【シミュレーション(プロパンガス・1日あたり)】

方法 ガス代の目安 備考
シャワーのみ(2人×10分) 約126円 各自10分ずつ
浴槽+シャワー 約120〜150円 浴槽200L+各自シャワー5分

2人世帯では、好みやライフスタイルに合わせて選んで問題ありません。ただし、浴槽のフタをしっかりして追い焚きを最小限に抑えれば、お風呂の方がやや安くなる傾向があります。

3人以上の世帯はお風呂を沸かす方が安い

3人以上の世帯では、浴槽にお湯をためて家族で順番に入る方がガス代が安くなります。

【理由】 - 3人以上がシャワーを10分ずつ使うと、ガス代が約189円(プロパンガス) - 浴槽200Lを沸かして追い焚きで保温する方が、合計のガス消費量が少ない - 家族で順番に入ることで、お湯を効率的に活用できる

【4人家族の1日あたりのガス代比較】

方法 ガス代の目安
シャワーのみ(4人×10分) 約252円
浴槽+シャワー(入浴時短縮) 約150〜180円
差額 約70〜100円/日

月間で約2,100〜3,000円の差が出ます。3人以上の世帯では、浴槽を活用する方が明らかにお得です。

シャワー節約の効果まとめ|すべての方法を組み合わせると月々いくら安くなるか

ここまで紹介した7つの節約方法をすべて組み合わせた場合の効果をまとめます。

【1人あたりの節約効果(プロパンガス・月間)】

節約方法 月間節約額
①こまめに止める(出しっぱなし→5分) 約1,170〜1,890円
②温度を2℃下げる 約240円
③時間を1分短縮する 約170円
④節水シャワーヘッド 約180〜300円
⑤水量を弱めに設定 約300〜500円
⑥浴槽の追い焚き活用 家族構成による
⑦シャワーとお風呂の使い分け 季節・世帯による

【現実的な組み合わせ(①+②+③+④)での効果】

1人暮らしで4つの方法を組み合わせると、月に約1,760〜2,600円のガス代節約が期待できます。

4人家族なら、月に約7,040〜10,400円の節約です。年間にすると約84,480〜124,800円と、かなり大きな金額になります。


しかし、使い方を工夫するだけでは限界があります。シャワーの節約をすべて実践しても、プロパンガスの単価自体が高ければ、都市ガスの家庭と比べて数千円の差が残ります。

もし今のガス代に不満があるなら、使い方の工夫と合わせてガス会社の見直しも検討しましょう。次のセクションで、シャワー以外にできる2つのアプローチを紹介します。

シャワーの使い方以外でガス代を安くする2つのアプローチ

給湯器の効率を上げてガス代を安くする

給湯器の性能は、ガス代に直結します。古い給湯器を使っている場合は、より効率の良い機種への交換でガス代を安くできる可能性があります。

【給湯器の効率で変わるガス代の違い】 - 従来型給湯器(熱効率約80%):熱の2割が排出されて無駄になる - エコジョーズ(熱効率約95%):排熱を回収して再利用 - エコジョーズへの交換で、給湯のガス代を約10〜15%削減可能

【給湯器交換のタイミング】 - 現在の給湯器が10年以上の場合は交換を検討 - 故障がちになったら交換のチャンス - リフォームや建て替えの際にまとめて更新

給湯器の効率とガス代の関係について詳しくは、「ガス代 安くする 給湯器 効率」を参照してください。

ガス会社を切り替えて根本的にガス代を安くする

プロパンガスのガス代が高い最大の原因は、ガス会社の料金設定にあることが多いです。

プロパンガスは自由料金制度のため、同じ地域でもガス会社によって月に数千円の差が出ることがあります。現在の料金が適正かどうかを確認し、必要に応じて切り替えることで、根本的にガス代を安くできます。

【ガス会社切り替えの効果】

エネピの切替支援サービスの実績では、プロパンガス会社の切り替えで年間約43,000円以上の節約が期待できます。

項目 切り替え前 切り替え後
基本料金 約1,800〜2,500円 約1,500〜1,800円
従量単価 約600〜800円/m³ 約350〜450円/m³
月間ガス代(目安) 約8,000〜12,000円 約4,500〜7,000円

ガス会社の乗り換えを検討するきっかけについては、「LPガス 乗り換え きっかけ」を参考にしてください。

【エネピの無料シミュレーション】

エネピでは、現在のガス代を入力するだけで、切り替え後の節約額を無料でシミュレーションできます。

  • かんたん入力で30秒で完了 | 複数のガス会社から最安値を比較
  • 切り替え手続きもサポート付き
  • 解約費用は新しいガス会社が負担するケースが多い

ネットで手軽に申し込める乗り換えサービスについては、「LPガス 乗り換え ネット 申し込み」で流れを確認できます。

シャワーの使い方を工夫するだけでも数千円の節約になりますが、ガス会社の見直しを組み合わせれば、年間で数万円単位の節約が可能です。まずは下のフォームから、今のガス代が適正かどうかをチェックしてみませんか?


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